■スクール・ミッション
問題行動や不登校(心身症・精神疾患・発達障害等、個別な支援を必要とする生徒)等、多様な支援を必要とする生徒も、受け入れた生徒は卒業まで1人ひとりの人間性を尊重し大切に育て、基礎学力の定着と向上をはかると共にコミュニケーション力の育成に努める学校づくりをすすめます。
また、学習空白や学習障害がある生徒に対しても解る授業を実践し、確かな学力を保障すると共に、全ての教育活動を通して社会に出て自立・自律していくための社会性の育成に努め、自己肯定感を高め、全ての生徒の進路を保障できる学校を目指します。
■スクール・ポリシー
■グラデュエ―ション・ポリシー(高等学校学習指導要領に定めるところにより育成を目指す資質・能力に関する方針)
〇本校の学校教育目標「いつでも、どこでもたくましく、生きる力を身につけた人材の育成」に即し、太平洋学園高等学校で生徒に身に付けさせたい生きる力とは、自立・自律するために必要な力と考えます。
〇総合学科の利点を生かし、多様な授業・スクーリングを編成し、学習者のニーズに応えます。
〇学力(基礎学力の定着と向上)については、わかる授業の工夫、生涯を通して学び続けるための基礎・基本となる力を付けます。
〇社会性(対人関係調整力の育成)については、アサーション等を取り入れたコミュニケーションスキル向上プログラムの導入、キャリア教育としてのマナー指導、社会に出て他者と協働して働くための基礎・基本となる力を付けます
■カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成及び実施に関する方針)
〇科目登録による授業料徴収制度の採用:経済的困窮による中途退学者を出さないため、経済状態に合わせて修学できる体制整備をしています。
〇学べる機会の多様化:自分のライフスタイルに合わせて通学を可能にすることで、登校意欲を持たせ、自主性・自己管理力の向上を図ります。
〇定時制課程授業方法等の工夫:基礎力を重視した授業展開、小中学校の復習から始め基礎力を身に付け、応用力を高める授業展開、出席時間蓄積による出席時間数換算法などを導入しています。
〇ガイダンス&カウンセリングの充実:「スクール・アドバイザー制度」、「ボランタリーブラザー&シスター活動」、スクールソーシャルワーカー・スクールカウンセラー・キャリアカウンセラー、支援員(学習・特別支援教育)の配置による生徒支援体制の充実につとめます。
■アドミッション・ポリシー(入学者の受入れに関する方針)
〇毎年、不登校や不登校経験のある生徒、特別支援学級や保健室登校等で個別な支援を受けていた生徒も多く入学しています。また、他の高等学校からの転入学や編入学の生徒さんもいます。
〇新・転・編入学と入学の形態は違っても、学校生活や人間関係に強い不安を感じている生徒が多いように感じますが、それぞれのペースで無理のない時間割を組み、学習に取り組んでいます。転・編入学は前籍校で修得した単位や在籍期間を活かすこともできます。
〇本校では、「生徒のための学校づくり」を目標に、基礎学力の向上・定着と社会性の育成をはかる取り組みを、全ての教育活動の根本に位置付けて柔軟で多様なサポートを展開しています。また、生徒の自主的活動を支援し、1人ひとりの生徒の個性と人間性を尊重し、